仏像の修復方法のご紹介

古色修復


年月の経過に伴って生じた風合いを自然に残したまま修復し、修復箇所とそれ以外の箇所との統一感を持たせる方法です。

欠損部分については極力制作当初に近い形で復元し、復元箇所をその他の箇所とで統一感が保たれるよう、敢えて古びた色合いに仕上げます。
また、制作後に後づけで装飾されている箇所を取り除くことで、制作当初の形に仕上げる修復作業もおこなっております。
仏像=文化財として捉え、「保存する」ことに重点を置いた修復方法です。
制作期から現代へ、現代から次の世代へ、作り手の技術・歴史を残して参ります。
(後づけの装飾部分の除去実施有無、欠損部分への復元有無については、別途相談のうえ、決めさせて頂きます。)


復元修復


修復した箇所・その他の箇所共に、新品のような色合いに仕上げる修復方法です。




その他寺院用具の修復方法のご紹介

その他:寺院仏具の修理

仏像以外にも、経机・けいす台・隠元灯篭・人天蓋等、寺院用仏具の修理作業も、承っております。お困りの際には、弊社までお問い合わせをお願いいたします。