テレビで山本仏具店の仏像修復の仕事が紹介されました。

山本仏具店にて行なう仏像の御身拭いのお仕事が
テレビ東京の日曜ビッグバラエティにて紹介されました。
(12月10日(日)夜7:54開始)

 
台東区・谷中の延寿寺様に古くから伝わるお釈迦様の御像。

埃や線香・蝋燭により黒ずんでしまっているお姿に御身拭い(洗浄)を行ないました。

請け負うのは、上野・浅草に店を構える大正5年創業の老舗・山本仏具店。
手がけるのは、文化財指定を受ける仏像の修復も手掛ける仏師・石井幹男。

仏像への熱意、豊富な知識、熟練した技術を以て、
御身拭い(洗浄)・修復作業を行なわせて頂きました。
 

 
修理修復・前
 
修理修復・後

仏師・石井幹男

仏像の修理・修復、新調を行なう仏師

石井幹男は、主に仏像の修理修復・御身拭い(洗浄)をおこなう仏師です。

自身の仏像修理修復の仕事を、「過去と未来をつなぐ架け橋」と捉え、
「大切な仏像を次世代により良い形で伝えていくことは今を生きる私たちの使命」という信念のもと、仏像に真摯に向き合っております。

特に、「製作された当初の姿」に重きを置いた修復を得意としており、長い年月を経たことによって感じられる仏像の佇まいや風合いを保つ修理修復をおこなうことができます。
 

日蓮宗 六浦山 延寿寺とは・・・

延寿寺さまは、明暦2年(1656年)・徳川家綱公の時代に開創された歴史あるお寺です。

明治維新の動乱のさなかに起きた上野山での彰義隊と連合軍の戦いの戦火により、お寺は残念ながら焼失してしまいました、明治9年(1876年)に現在の本堂・庫裡が再建され、現在に続いております。
 

日荷堂

健脚の神様・日荷上人をお祀り

延寿寺さまの山門をくぐってすぐ右側に、日荷堂と呼ばれるお堂があります。

そこに祀られる日荷上人は、今からおよそ700年前のお坊さんです。

夢枕に現れた仁王尊の声を聴き、それに従い仁王尊像2体を自ら担いで、
現在でいう横浜から3日3晩歩き通して、山梨県身延山・久遠寺様にお届けしたと言われています。

そのことから、日荷上人は「健脚の神様」として祀られるようになりました。

※詳しくは延寿寺さまのホームページをご覧下さい。
http://nichika-do.jp
 

 
延寿寺さまの健脚お守りです。

道中安全やマラソン・スポーツ大会での好成績を祈願する方々に大変人気です。


厳しい大荒行を何度も修められた延寿寺・竹内住職によって修法祈祷が施された特別なお守りです。
 
延寿寺のある台東区・谷中。都会の喧騒から離れた閑静な町並みです。
ヒマラヤ過ぎと言われる大きな木が谷中のトレードマークです。
 
こちらも谷中のトレードマークのお店・みかどパン。
大きなヒマラヤ杉の木は、昔こちらの店主さんが植木鉢で育て始めた苗木が、
いつしか大木にまで成長したそうです。